笠間焼の作家と料理人がコラボ、どんな新しい食体験が生まれるか検証2026年6月17日 11時15分後藤隆之印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
[PR]
笠間焼の作家と料理人がコラボすると、どんな食体験が生まれるのか――。こうした検証をする取り組みが、水戸市のフレンチレストランで15日に開かれた。笠間焼の作家や県内外の料理人ら約40人が試食し、意見を交わした。 笠間焼は関東地方で最も古い歴史を持つ焼き物とされ、1992年に国の伝統的工芸品に指定された。地元の名産を活用した茨城ならではの食体験を模索しようと、県内の料理人らでつくる一般社団法人「常陸国ガストロノミー協会」が初めて主催した。 この日、笠間焼作家と県内外の料理人がペアになり作品を発表。料理が映えるようにと、えりすぐった笠間焼の食器の上に、栗の葉や春子鯛(かすごだい)を使ったすしなどを並べ、披露した。 ビストロHANA(千葉県成田市)の坂場玲太(りょうた)シェフ(36)は、笠間焼作家の垣沼千亜季さん(43)とコラボ。坂場さんが垣沼さんの工房で見つけたランプシェードを器に、スイカのところてんなどを盛りつけ、「『雨季(うき)の恵』~西瓜(すいか)心太(ところてん)~」を仕上げた。 2年前まで米ニューヨークで働いていた坂場さんは「(米国では)器から料理を考えることがある。笠間焼をもっと生かさないと、もったいない」。垣沼さんは「器の縁にでこぼこがあり、食器に適さないと思った。けど、固定観念を外し、とろこてんなどで器の透明感を生かしてくれた」と感謝した。 同協会の副代表を務め、すし店「鮨松榮(すしまつえい)」(笠間市)店主の臼井幸紀さん(47)は「お互い刺激し合い、新たなひらめきが生まれてきた。国内外に発信し、茨城の魅力向上に貢献したい」と語った。笠間焼の作家と料理人のコラボは継続し、検証を続けたいという。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする









