「栗源グルメ」道の駅に次々 再起かけるシェフ兼パティシエ 千葉2026年5月26日 11時15分小林誠一印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
[PR]
千葉県香取市沢の「道の駅くりもと紅小町の郷」が、地元産の食材を使った新商品を次々と発売している。合併で旧栗源(くりもと)町の名前が消えてから20年。「栗源グルメ」を生み出しているのは、再起をかけるシェフ兼パティシエだ。 5月の休日、道の駅では新商品の「スイートポテトのきんつば」(税込み200円)を多くの観光客が買い求めていた。地元産サツマイモ「ベニハルカ」を使っているのが特徴だ。 旧栗源町は、食材の宝庫。特にサツマイモが有名で、毎年11月ごろ開催される「栗源のふるさといも祭」のメインイベントは、「日本一の焼きいも広場」を掲げる。マッシュルームや豚肉なども県内有数の産地だ。 考案した飲食部シェフの佐々木康之さん(64)は「栗源のベニハルカは、しっとりしていて甘さがしっかりある」と胸を張る。 佐々木さんは、富里市内で洋菓子店を20年以上営んだパティシエでもある。パリで修業し、茨城県のホテルなどでも勤務。店は、コロナ下に原材料費の高騰もあり、閉店せざるを得なかった。4年前、「道の駅の貼り紙を見て、ここに来ることになった」と笑う。 佐々木さんは次々と「栗源グルメ」を生み出している。「栗源焼き」(税込み300円)は、地元で採れた食材を詰め込んだオリジナルのおやき。特産のサツマイモやマッシュルーム、ニラ、房総ポークを甘みそで味付けしているという。 他にも「香取で採れたアイベリーの白玉」(同450円)、「栗源まんぷくドッグ」(同700円)が自信作だ。フードロスの取り組みも積極的に進めている。 道の駅では地元の農産物が人気を集めるが、その場で食べるのにレストランだとハードルが高くなる。「栗源のおいしいものを気軽に食べて欲しい」という駅運営会社の畔蒜(あびる)司社長(71)の要望に応え続けた結果だ。 旧栗源町は香取市の旧4市町のうち、成田空港に最も近く、車なら20分前後。「栗源は四季を通じて豊かな食材が手に入るので、季節限定メニューも考えやすい」と佐々木さん。道の駅では土日祝に妻の博美さん(57)と店頭に立つ。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする








