インタビューガウディの地域主義、芸術祭と共通点 ブーム火付け役の北川フラム氏聞き手・大西若人印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

[PR]

スペイン・バルセロナの世界遺産「サグラダ・ファミリア」を手がけ、今年没後100年を迎えた建築家、アントニ・ガウディ。1978年から79年にかけて全国を巡回し、後のブームのきっかけの一つとされるガウディ展があった。その展覧会を企画したのは、やがて新潟県の大地の芸術祭や瀬戸内国際芸術祭を指揮することになるアートディレクターの北川フラムさん(79)だ。北川さんは、「僕の出発点かもしれない」と振り返る。 ――なぜ、ガウディ展を手がけることになったのですか。 グラフィックデザインの粟津潔さんと建築の磯崎新さん、美術史の中山公男さんがガウディの写真集を作ることになり、それに合わせて展覧会をやることになったんです。当時バルセロナには行ったことはありませんでしたし、ガウディもほとんど知られていない。それで猛烈に本を読み、調べました。最初は東京の草月会館で、図面や模型、椅子、写真などを紹介しました。 ――ガウディのどこにひかれたのですか? 当時の日本は景気もよく、大学の建築学科を出たばかりの若者でも設計の仕事がある時代で、そのときに「建築家の責任」ということをすごく思いましたね。 もちろん植物の造形につなが…この記事は有料記事です。残り524文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする