東京:在日米宇宙軍のジョン・パトリック大佐は、宇宙はもはや「聖域」ではなく、極めて重要な戦闘領域となったと表明した。朝日新聞のインタビューで、パトリック大佐は、指揮・統制・計画能力を強化するため、宇宙専門の本部要員を約20名から80名へと大幅に拡大する計画を明らかにした。同部隊は、2026年8月のインタビュー前の2か月間で、すでに10名以上増員されていた。在日米宇宙軍は2024年12月に設立され、パトリック大佐は2026年6月に第2代司令官として着任した。 同大佐は、この拡大は、本会計年度中に日本の航空自衛隊が「航空宇宙自衛隊」へと大規模に再編される動きと軌を一にするものであると述べた。 この移行の一環として、日本は現在約670名の要員を擁する専門の宇宙作戦航空団を、約880名の要員を擁する新たな宇宙作戦司令部へと格上げしている。 両国は宇宙領域の状況認識における協力を深化させており、その一例として、日本の準天頂衛星システムに搭載された米国の宇宙状況認識センサーが挙げられる。 パトリック氏は、このセンサーを「宇宙における地域見回り体制」と表現し、収集されたデータがより広範なネットワークに提供されることで、他の衛星やその周辺で発生する活動をより的確に観測できるようになり、最終的には宇宙機の安全な運用に寄与すると説明した。安全保障環境に関して、パトリック司令官は、特定の国名は挙げないものの、多くの国が宇宙分野においてますます強固な能力を構築していると指摘した。同司令官は、一部の国が対衛星兵器を開発・試験しており、それが公に確認されていることについて特に懸念を表明し、こうした試験は宇宙システムの平和的利用を危険にさらすものであると述べた。 この米軍司令官は、この現実を踏まえ、軍事および民間の人々が能力を継続して利用できるよう、宇宙領域の防衛を確保するためには、考え方の転換が必要であると強調した。これらの宇宙能力は、衛星通信、情報・偵察、そしてGPSなどの測位・航法・時刻(PNT)サービスの維持に不可欠であり、これらは軍事作戦と民間人の日常生活の両方を支えている。 相互運用性を実証するため、同盟国は10月に「キーン・ソード」演習を実施する。同演習では、強固な宇宙領域認識を維持し、十分な衛星通信・情報・偵察能力を確保するとともに、位置・航法・時刻(PNT)サービスの検証を行うことを目指していると、在日米宇宙軍司令官のパトリック氏は述べた。
在日米宇宙軍司令官、宇宙を「戦闘領域」として強調
東京:在日米宇宙軍のジョン・パトリック大佐は、宇宙はもはや「聖域」ではなく、極めて重要な戦闘領域となったと表明した。朝日新聞のインタビューで、パトリック大佐は、指揮・統制・計画能力を強化するため、宇宙専門の本部要員を約2・・・










