現場からインド北部ハリヤナ州=三浦惇平印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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インド北部ハリヤナ州にある工業団地。スズキやホンダなど自動車大手の関連施設が立ち並ぶ一角に、ある日系スタートアップの工場があった。 工場の中に並んでいたのは「リキシャ」と呼ばれる三輪車。後部座席に4人ほどが座れる、インドではタクシー代わりに使われる「庶民の足」だ。ガソリン車やディーゼル車が主流だったが、ここで生産するのは電気自動車(EV)だ。【第1回を読む】日本超えの巨大市場に 「大きな車は成功の証し」変わるスズキの牙城 手がけるのは、2010年創業の「テラモーターズ」。ホンダやシャープなどの出身者らが経営し、元サッカー日本代表の本田圭佑が率いる投資ファンドなどから出資を受けている。インドの三輪車事業トップの上田晃裕は「市場にフィットした商品を出せるようになってきた」と手ごたえを口にする。 商機を見いだしたのは、リキシャに押し寄せていたEV化の波だ。短距離の「ちょい乗り」が多く、少量の電池でも稼働できるため、EVとの相性がいいとされる。インド政府が普及を後押しするなかで、切り替えが進んでいくとみた。 インドに進出したのは14年。地盤を持たないなかでの挑戦だった。上田は「最初はどぶ板営業だった」と振り返る。都市部ではなく、競合の少ないインド東部の農村部を中心に販売に力を入れていった。 製品造りも、小銭置き場やド…この記事は有料記事です。残り1193文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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