2026年5月18日 16時17分清井聡印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
[PR]
モーター大手ニデック(旧日本電産)は18日、電気自動車(EV)向けの駆動装置事業の大幅な見直しを進める方針を明らかにした。中国や欧州での合弁事業については、解消も視野に入れた話し合いを現地の自動車メーカーと進めていく。創業者・永守重信氏の肝いりで始めた注力事業だったが、収益に苦しみ、不正の温床にもなっていた。 見直すのは、モーターやインバーター、ギアなどを組み合わせたEV向けの駆動装置「イーアクスル」の製造事業。中国では広州汽車集団、欧州ではステランティスと合弁会社をつくって展開してきた。事業の大半を占める汎用(はんよう)品について、採算性の観点から撤退を含めた見直しを進める方向だ。 この事業は、EV市場の成長を取り込むことを狙って2019年に量産を開始。永守氏が主導し、14年に自動車の電子制御ユニットを手がけるホンダエレシスを、19年にオムロンから車載部品子会社を買収するなど、M&A(企業合併・買収)も含めて多額の関連投資を行ってきた。当初は中国でも一定のシェアを誇ったが、現地メーカーとの価格競争に巻き込まれて収益が悪化していった。 一連の会計不正問題で、利益の水増しが最も多かったのもイーアクスルを含む車載事業だった。25年度までの純利益の水増し額1607億円のうち、最多の723億円で全体の4割強を占めていた。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人清井聡経済部専門・関心分野企業経営、ガバナンス、産業政策関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする












