実は平成からの「伝統」も 変わり続ける天神祭、開幕告げる鉾流神事2026年7月24日 17時00分宮坂奈津印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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日本三大祭りの一つ、大阪天満宮(大阪市北区)の天神祭が始まった。24日に堂島川で開幕を告げる「鉾流神事(ほこながししんじ)」があった。川に流した鉾が漂着した場所に天神様の仮住まいを建てるために始まり、祭りの起源とされるが、今は流した鉾を直後に拾い上げている。 「ドン、ドドン、ドン、ドドン」 青いはっぴを着たこぎ手たちの乗る小船が川べりを出発した。御鳥船(おとりふね)、別名どんどこ船とも呼ばれるこの小船は、太鼓の音色にあわせて軽やかに川面を進む。 その後、選ばれた地元の小学生が務める神の使いの「神童」らが白木の神鉾を持って別の船に乗り込み、川の中心部で静かに流した。 まもなく、先に出航した御鳥船が現れると、船員のひとりが水面に浮かぶ神鉾をつかみ上げた。 大阪天満宮文化研究所長の高島幸次さんによると、鉾流神事は平安時代、川に流した神鉾が漂着した先に天神様が訪れる仮住まいを建てるという目的で始まった。だが、江戸時代には町の発展に伴い下流に家が増えて場所が確保できなくなり、廃止された。 昭和初期、当初の伝統を継承しようと神事は復活。だが、神鉾が漂着する前に拾い上げる必要があるとして、平成に入って御鳥船が登場したという。 「変わり続ける伝統は継承される、という天神祭の特徴を体現している神事の一つ」と高島さんは言う。 オーストリアから訪れたウェラ・レイザーさんは旅行計画をたずねたAIにすすめられて見物に来たという。「日本の伝統的な衣装や船を目にすることができて幸運だった。暑さを気にせず見入ってしまった」と話した。 本宮の25日には約2400人が街を練り歩く「陸渡御」や100隻もの船が川を行き交う「船渡御」がある。約3千発の奉納花火は午後7時半から。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人宮坂奈津ネットワーク報道本部専門・関心分野民主主義、北欧関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする









