ストーリーノルディック複合が五輪存続の危機 「目標がなくなれば競技離れも」笠井正基印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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ミラノ・コルティナ冬季オリンピック(五輪)のスキー・ノルディック複合で2大会連続代表だった谷地(やち)宙(26)は5月28日、岩手県花巻市で開かれたスキー教室で講師を務めた。 2030年五輪の実施競技から外される可能性が国際オリンピック委員会(IOC)で議論されるなか、所属する日本航空(JAL)が企画したイベントだった。 岩手県出身の谷地は、次代の「日本のエース」をうかがう26歳。 教室には、JALにこの春入社した女子の葛西優奈(22)、春香(22)姉妹も講師役として参加。小中高生13人にジャンプ用の板を履かせたり、着地の際のテレマーク姿勢を実演したりして魅力を伝えた。 谷地は「『複合を何回も見ている』という子どももいた」と手応えを語る。一方で、五輪競技として危機にあることを説明すると驚かれたという。 「存続問題自体を知らない人が結構、多かった」低視聴率、女子種目なし… ノルディック複合は五輪生き残りをかけて五輪採用願うノルディック複合女子選手 歴史浅いが「伸びしろある」 ノルディック複合は、第1回冬季五輪の1924年シャモニー大会から続く伝統種目で、ジャンプとクロスカントリー(距離)の総合成績で競う。異なる能力を兼ね備える選手は「キング・オブ・スキー」と称される。 日本では1990年代、荻原健司や河野孝典らが団体で五輪2連覇を達成し、注目を集めた。その後はルール改正もあって低迷を経験したが、昨シーズン限りで現役を引退した渡部暁斗(現北野建設ゼネラルマネジャー)が2014年ソチ五輪から3大会連続でメダルを獲得し、「複合ニッポン」を復活させた。 国内ではなじみのある競技だが、IOCは22年の理事会で除外の可能性に言及した。 人気面や競技国の偏り、冬季…この記事は有料記事です。残り411文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人笠井正基スポーツ部専門・関心分野野球、スキー競技関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする