ホルムズ海峡を通らずに原油を運んできたタンカー(奥)=2026年3月30日午前9時12分、愛媛県今治市菊間町種沖、堀江泰史撮影

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財務省が17日に発表した5月の貿易統計(速報)で、原油の輸入単価(1キロリットルあたり)が前年同月比67.2%増の11万4076円となった。原油価格の高騰を受け、統計がさかのぼれる1979年以降で、円建てでは過去最高の水準という。危ぶまれる石油危機再来、政府対応に懸念 識者が訴える三つの根治策 原油輸入の9割超を中東のホルムズ海峡経由に依存してきた日本は、米国とイスラエルによるイラン攻撃直後から、ホルムズ海峡を通らないルートでの輸送や米国からの代替調達に力を入れている。輸送費や保険料の値上がりも輸入単価の上昇につながっているとみられる。 政府は、代替調達によって5月は前年の輸入実績の約65%、7月には前年実績の全量にあたる約10割を確保できるとアピールするが、エネルギーコストの上昇は企業の利益を圧迫し、さまざまな商品の値上がりにつながる。