映画「100万カットの記憶」から。ネガフィルムを見る桑原史成さん=映画配給会社・スモモ提供
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報道写真家の桑原史成(くわばらしせい)さん(89)の60年以上に及ぶ足跡を、撮影した写真とともにたどったドキュメンタリー映画「100万カットの記憶」(1時間38分)が完成した。桑原さんがライフワークとして撮影に取り組む水俣病患者の自宅や、韓国現代史の現場を訪ねる姿を韓国人の高希英(コヒヨン)監督(59)が密着取材した。9月にも日韓両国で同時公開される予定だ。 高さんは2019年、韓国人陶芸家を題材に映画をつくった。陶芸家の過去の写真を桑原さんが撮影していたため、写真の使用許可を得ようと18年に東京へ会いに来た。自宅の壁いっぱいの書棚に並ぶ「写真の海」のなかで暮らす桑原さんを見て、「この人には写真しかないんだ」と感じ、「ぜひ映画をつくりたい」と思い立ったという。桑原史成さんの写真集を開く高希英監督=2026年4月27日、東京都中央区 桑原さんは1960年、水俣で撮影を始めたのが写真家としての出発点となった。 大学を卒業して写真家を志し…









