映画「遊歩ノーボーダー」のワンシーン。笑顔を見せる安積遊歩さん©2026動画工房ぞうしま
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差別の中にある差別を見過ごしたくない。ドキュメンタリーの制作に携わってきた淺野由美子さんが10年以上抱えていた思い。監督として映画にすることができたのは、1人の女性との出会いがきっかけだった。この女性の生き方を通し、障害、性別などいくつもの要因が重なり合う「複合差別」を描く。 「愛と性をゲットするには自分から出るしかないんだと思っていました。この人好きだなと思ったら次の瞬間には告白していましたからね」自殺未遂、出産…映画が問う「生の尊さ」 あなたはあなたが一番いい 5月23日から全国で順次公開されるドキュメンタリー映画「遊歩(ゆうほ) ノーボーダー」は、生まれつき骨がもろく車いすで生活する安積遊歩さん(70)が、机の上で体を横たえて語る場面から始まる。障害者の自立生活支援センターの設立や旧優生保護法の撤廃に貢献した障害者運動の第一人者だ。 淺野さんは、4年前の遊歩さ…








