深掘り読み書き障害から売れっ子ドローン操縦者に やりたいことで自立する編集委員・宮坂麻子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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テレビ朝日系の木曜ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」のオープニングで段ボールの合間を縫う映像が流れ、4月に公開された映画「人はなぜラブレターを書くのか」、「もしも徳川家康が総理大臣になったら」や実写版「はたらく細胞」ではエンドロールに名前が載る。 ドローンパイロットとして活躍する神奈川県在住の髙梨智樹さん(27)は、障害や病気のある子どもや若者から社会的なリーダーを育て、インクルーシブな社会の実現をめざすプロジェクト「DO―IT Japan」の2014年度の参加者「スカラー」の一人だ。障害や病気の子どもたちを社会的リーダーに育て、インクルーシブな社会の実現をめざすプロジェクト「DO-IT Japan」が、2026年度に20期生を迎える。学校や進学での壁をどう乗り越えたのか。連載「インクルーシブ教育@Japan」の第4弾では、スカラーたちの歩みを追う。初回配信日、5月の第3木曜日は、世界各地でデジタルでのアクセシビリティを考える「Global Accessibility Awareness Day 」です。ドローンパイロット髙梨智樹さんからのメッセージ=宮坂麻子撮影 幼少期から急な嘔吐(おうと)を繰り返す周期性嘔吐症で、小学校はほとんど登校できなかった。中学では、読み書きが困難な学習障害(LD)とわかった。 家から出られず、小1からパソコンで遊んだ。オンラインゲームのチャットがしたくて、ローマ字入力も覚えた。 動画配信サイト「ニコニコ生放送」で、ユーザーからのコメントが合成音声で読み上げられていることに気づいたのは、中学年のころ。調べて、音声読み上げソフト「棒読みちゃん」を使い始めた。 父が買ってくれたラジコンのヘリコプターに興味を持ち、ネット上で当時あまり知られていなかったドローンに出会う。海外サイトで部品を探し、自分で作り始めた。「パソコンなら知識吸収できるのに、なぜ紙だと……」 中学は病気の生徒対象の特別…この記事は有料記事です。残り1480文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人宮坂麻子編集委員|教育・こども担当専門・関心分野教育・こども関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする