水戸部修治・京都女子大教授=本人提供

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日本の今後の読解力はAI(人工知能)の活用法がかぎになる――。経済協力開発機構(OECD)が8日、2025年に実施した国際的な学習到達度調査(PISA(ピザ))の結果を公表した。世界的に「読解力」の得点が下降傾向にある中、日本の平均得点もやや下げたが、世界トップレベルは維持した。ただ、国語教育に詳しい水戸部修治・京都女子大学教授は、今後のAI活用法に注目する。PISAの数学 男女の得点差が拡大 下位層に「学び直し」も必要世界的な学力低下「懸念は読解力」 AI導入も慎重に OECD分析「PISAショック」からの変化 「PISAショック」と言われるほど国際順位が低下した2003年調査以降、日本の国語の授業は変わってきました。 段落ごとに要約して心情変化や構成を読み解くような受け身的な授業だけでなく、目的に合わせて複数の情報を読み取り結びつけて発信する能動的な授業も盛り込む転換です。「PISA型読解力」とも言われ、大学入学共通テストの出題にもつながりました。 この約20年間、先生たちが授業改善の努力を続けたことが、前回2022年や今回2025年の高い結果に結びついていることは確かでしょう。 ただ、懸念も浮かびます。【そもそも解説】PISAって?知識の活用力を調査 15歳が対象二極化を加速させないためには 一つは、平均得点をもとに6…