ストーリー庭の葉っぱを料理の「つまもの」に 高齢者の活力創出へ、静岡で試み滝沢貴大印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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豊かな自然で知られる奥静岡エリア(通称・オクシズ)で、日本料理を彩る「つまもの」として、モミジなどの葉を出荷する試みが始まった。過疎や高齢化が進む地域で、新たなビジネスを作りだし、高齢者の生きがいにつなげる狙いだ。 5月下旬、静岡市葵区の北部にある玉川地区の公民館に地域の高齢者約10人が集まった。 自宅の庭などで収穫したモミジを選別し、市場向けにパック詰めするためだ。初めての作業だったが、発案者である静岡市の大畑悠喜さん(39)から助言を受けながら、丁寧に詰めていった。参加した諸星はるみさん(75)は「家に生えている葉っぱが重宝されるなんて面白い。みんなで集まって作業すること自体が楽しくてありがたい」と笑顔を見せた。 持ち寄った葉っぱは計20パック分(約1千枚)になった。いったん大畑さんが買い取り、市内の市場へ出荷。県内の料理店などに卸された。 玉川地区ではその後も毎月1回作業を続けている。大畑さんによると、市場では赤く色づいた葉の方がニーズが高いといい、秋までには毎週作業できる体制を整えたいという。当面の目標は、葉っぱの収益をもとに、出荷したつまものを使っている料理店に地区のみんなで食事に行くことだ。 大畑さんの本業は、農家に代わって農産品の宣伝や販売などを手掛ける「産地のミカタ」(静岡市)という企業の社長だ。スローガンは「農業を通して老後に希望を持てる社会へ」。今回の取り組みにもつながる思想だが、その背景には自身の原体験があった。農業引退し、元気をなくした祖母 島田市出身の大畑さんは大学…この記事は有料記事です。残り888文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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