インタビュー聞き手・笠井哲也印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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米国の中央銀行にあたる連邦準備制度理事会(FRB)のケビン・ウォーシュ議長が28日、ワイオミング州ジャクソンホールで開かれた経済シンポジウムで講演した。ウォーシュ氏のメッセージとは何だったのか。出席した米国の経済系シンクタンク・ピーターソン国際経済研究所のアダム・ポーゼン所長に、現地で話を聞いた。FRB議長、インフレ続けば「やるべき仕事」 円安進み160円台 ――ウォーシュ氏の講演をどう聞きましたか。 「堅実で、理にかなった内容だったと思います。私たちが知りたいと思っていた具体的、かつ非常に重要な点をいくつか挙げていました。例えば、PCE(個人消費支出)の目標は2%であること、そして単にFRBの金利だけでなく金融環境にも目を向けるべきだ、といった点です」 ――市場では、講演内容が、利上げに積極的な「タカ派」だったとの受け止めが多いようです。 「私もその見方に同意します。あの演説の締めくくりは、9月の利上げに向けた、明確な地ならしだったと思います。もし9月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを決定しなければ、市場は非常に困惑するでしょう」 「私はこの1年間、FRBは後手に回っており、もっと早く利上げに踏み切るべきだったと主張してきました。利上げするなら、経済的な観点から見ても正しい判断だと思います。半年後に振り返ったとき、この時が転換点だった、と言うことになるかもしれません」 ――ウォーシュ氏からは、「より静かな」FRBを望むという発言もありました。FOMCの回数も減らしたいと思っているようです。 「もし、『より静かな』とい…この記事は有料記事です。残り1411文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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