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中国とフィリピンなどが領有権を争う南シナ海で、中国が実効支配しているミスチーフ礁に200隻超の中国漁船が集結していることが、民間インテリジェンス(情報収集・分析)組織「DEEP DIVE(ディープ・ダイブ)」の衛星画像分析で明らかになった。20隻超をいかだ状に固定した状態で陣形を組んでいる船団も見つかった。「DEEP DIVE」の小原凡司・代表理事(元在中国防衛駐在官)によると、中国漁船は海上民兵を乗せた海上民兵船とみられるという。 ミスチーフ礁はフィリピンの排他的経済水域(EEZ)内にある環礁だが、中国が1994年に進出し実効支配を始めた。それ以降、中国は構造物の建築を始め、2010年代からは大規模な埋め立て工事を実施して人工島化を進めた。現在は3千メートル級の滑走路を備えた軍事拠点となっている。 小原氏と石原みやび特別研究員が商用衛星画像を分析したところ、ミスチーフ礁に停泊する中国漁船の数は今年5月中旬ごろまでは40隻未満で推移していたが、同27日に80隻と倍増し、6月4日に113隻、翌5日は158隻に増えた。その後も漁船はミスチーフ礁に集結を続け、7月3日には228隻となったという。 集まった中国漁船の中には…この記事は有料記事です。残り601文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人園田耕司編集委員|安全保障専門・関心分野外交・安全保障、日本政治、米国政治、国際政治関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする







