深掘り井上亮 編集委員・奥寺淳 デザイン・小倉誼之 デザイン・佐久間盛大印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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最大約2千隻の中国漁船が、東シナ海で2024年10月以降、少なくとも4回、巨大な「壁」をつくる特異な行動を繰り返していることがわかった。うち2回は中国軍が台湾を包囲する軍事演習の前後に行われていた。専門家は、中国の「海上民兵」が航路を妨害したり、海域の主権を主張したりする「グレーゾーン作戦」の訓練をしている可能性があるとみている。「私は民兵だ」 中国漁船がつくった「壁」を追跡、漁港で語った船長 朝日新聞は、漁船など船舶に搭載された「船舶自動識別装置(AIS)」の信号から洋上の位置などを特定できる「グローバル・フィッシング・ウォッチ」(GFW)や衛星画像で、中国漁船の存在を確認した。海上民兵とは1949年の新中国成立前からあった中国軍を補助する準軍事組織。平時は漁業を本業としながら、有事には軍系統から指示を受け国防や治安任務に従事する。海上民兵は「中国軍の目と耳」、専門家が分析 習氏は強いこだわり 中国漁船による最初の「壁」が確認されたのは、24年10月19日前後。中国・浙江省の東方沖で北緯30度を北限に、東経123.5度の線にはりつくように南へ百数十キロにわたって縦の隊列を組んだ。GFWによると、約770隻の中国船が集結し、大半の船が同じ場所に24時間前後とどまり、その隊列を維持した。 これは、中国共産党が「独立…この記事は有料記事です。残り905文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人井上亮中国総局|政治外交担当専門・関心分野中国社会、人口減少、移民奥寺淳編集委員|米中・国際関係担当専門・関心分野米中、日中、国際関係関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする