もし先発が織田でなければ… 対策が奏功した智弁和歌山 高嶋仁の目2026年8月20日 17時15分印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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智弁和歌山前監督 高嶋仁の目 (20日、第108回全国高校野球選手権大会準決勝 智弁和歌山7―1横浜) 智弁和歌山の打線が、横浜の織田翔希投手を攻略しました。前日の休養日は、織田投手対策として速球を打ち込んだそうです。それも奏功したのでしょう。序盤から、たとえ凡打でも芯でとらえ、かつ中堅から逆方向への打球が多かったです。 中堅から逆方向への打球を意識すると、必然的に球をよく見るようになります。すると、ボール球に手を出さなくなる。 三回、楠本龍生選手(3年)の3ランは完璧でした。織田投手の投球を見極め、カウント2ボールとしてから152キロ直球をとらえました。 一方、横浜打線は準々決勝までとは打って変わって、無理なスイングが目立ちました。外の変化球に我慢できず、バットが出てしまう。きっちりいった智弁和歌山が14本、強引だった横浜が5本。安打数が、その証左です。 絶対的なエースを擁するチームにも、投手起用の難しさはあります。横浜は勝つために織田投手を先発させたのですが、智弁和歌山にしてみれば対策してきたから、かえってやりやすい面もある。 もし、横浜の先発が左腕の小林鉄三郎投手だったなら、織田投手とはタイプがまったく異なるだけに、また違った試合展開になったでしょう。試合後半にリリーフで出てくる全力投球の織田投手を、智弁和歌山打線は果たして打てたかどうか。野球は「たら」「れば」ばかり。これも勝負のあやです。(智弁和歌山・前監督)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






