「軍艦サラダ」から野草の食べ方まで 戦時下の婦人雑誌に見る使命感聞き手・田中聡子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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戦争は家庭の料理をどう変えたのか。婦人雑誌に掲載されたレシピから戦時下の食の変化を調べた「戦下のレシピ」の著書がある文芸評論家の斎藤美奈子さんに聞いた。栄養を取らせねば 「国策雑誌」も料理家も奮闘した戦時下の食事高市政権の防衛政策、知らなかった支持者 「あの戦争」に何を思う?「お台所の決戦」 ――「婦人雑誌」で戦時下の食を考えようと思ったきっかけは? 別のテーマの本を書いた時に、明治から戦後1980年くらいまでの婦人雑誌を浴びるように読んだんです。そのとき、戦争中の雑誌が「明らかに変」だった。表紙から何もかもそれまでとは全く雰囲気が異なる。「鬼畜米英」とか「お台所の決戦」とか。もちろん知識としては知っていましたが、実際の雑誌で見ると異世界ぶりが際立つのね。それがレシピにも及んでいる徹底ぶりが印象に残っていました。 「戦争中の食の記憶」というと、「子どもの頃にこんなものを食べた」といった「食べた側の記憶」は断片的にたくさんあります。でも「食べさせる側」「提供する側」の視点を体系的にまとめたものも見あたらなかった。その点婦人雑誌は「食べさせる側」の視点ですし、毎月、継続的に発行されるため、戦況に呼応する形でレシピが変わっていく様子がよくわかりました。だんだん悲惨になるレシピ ――どんな変化でしたか…この記事は有料記事です。残り1737文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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