県立広島大で学生に食料品を渡す中原健治さん(右端)=2026年5月26日午後0時13分、広島市南区宇品東1丁目、小林晴香撮影

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■聞きたかったこと 広島 「大学生活がんばって。食事が何よりも大切だからね」 5月下旬、中原健治さん(87)は自宅近くの県立広島大キャンパス(広島市南区)で、一人暮らしの新入生ら約130人に米などの食料品を配った。 「お米は高いから助かります」と感謝する学生を見る中原さんには、強い思いがある。「幼いときに強いられた空腹は、もう誰にもさせたくない」 戦中で満腹を知らない幼少期だった。お米の代わりに、ふかしたサツマイモや、イネ科のタカキビを炊いたコーリャン飯を食べた。「腹が減るから動くな」と親から言われ、家でじっとすることもあった。「鉄道草」摘み、給食には大きな器を持参 戦争が終わり、小学生になっ…