インタビュー「真珠の耳飾りの少女」に感じた光と生 写真家・植本一子さん語る聞き手・森本未紀印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
[PR]
今夏に来日する、オランダの画家ヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。少女の何が、私たちをひきつけるのか。世界各地に残るフェルメール作品全てを見て、撮影、執筆した著書「フェルメール」がある写真家・植本一子さんに、魅力を語ってもらいました。乃木坂46池田瑛紗さんが語る 謎が多い「真珠の耳飾りの少女」 ――この絵のどこが好きですか。 フェルメールの全作品を見る旅で、一番最初に見ました。想像していたより小さくてびっくりした覚えがあります。 「真珠の耳飾り」なのに、どうしても強いまなざしや唇の光に目がいって。後で真珠を見落としていたことに気づきました。 北のモナリザという言葉があるそうですが、本当にこちらをのぞいているかのような不思議な絵で、見入りました。健康的な〝生〟を感じました。 開館前の誰もいない状態でぜいたくに見せてもらいましたが、開館後も行ってみたんです。モナリザみたいに混雑するのではと予想していました。 でも、開館前とさほど変わらない状態に衝撃を受けて。作品が身近に展示してあり、仰々しい感じがしない。鑑賞者もおおらかに、自由に見ていました。本当に、誰かの家の居間にいるような感覚でした。 ――どんな場面を描いた作品だと思いますか。 女中だったという説がありますよね。そう考えると、フェルメールに声をかけられて、バイト代をもらい、ポーズをとっているのかもしれません。 写真家の視点で言うと、人の写真を撮るということは、その人の一番良い角度を探すことでもあると思います。この絵も、彼女に動いてもらい、良い角度を見つけて描いたところだろうなと思います。 フェルメールは色んな要素を1枚の絵に入れ込む作品が多いですが、これは背景も暗く、モデルの強さだけで一点突破した作品です。 ――少女の心の声を想像して…この記事は有料記事です。残り1040文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちら
関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






