インタビューフェルメールなぜ人気 森村泰昌さん「小さい・少ない・おとなしい」聞き手・松本紗知印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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名画などに扮したセルフポートレートで知られる美術家の森村泰昌さんは、「真珠の耳飾りの少女」などフェルメール作品もテーマにしています。制作を通じて感じた特徴について聞きました。「何やこれは」と ――フェルメールの絵を初めて見たのはいつでしょうか。 最初に見たのは、1989年やったと思います。海外で自分が関わった展覧会があって、その帰りにオランダのアムステルダム国立美術館に寄りました。 そのときの一番の目的はレンブラントの「夜警」を見ることで、実を言うとフェルメールのことは知りませんでした。当時は今みたいなブームにもなっていなかった。 レンブラントの絵を見て、裏側に回ったら、小さな絵がいくつか並んでいました。何やこれは、と思いましたね。レンブラントのようなバロック絵画とは全く雰囲気が違っていたので。あとでそれがフェルメールの絵やったとわかりました。 そのあと、まとまってしっかり見たのは、2000年の大阪市立美術館でのフェルメール展です。ものすごいたくさんの人が見に来てましたよね。それ以来、フェルメールと名のつく展覧会が一気に増えたように思います。 ――フェルメールをモチーフにした作品も手がけられています。そのきっかけは。 最初に自分の作品のテーマにしたのは、「画家のアトリエ(絵画芸術)」という、フェルメールの中では比較的大きい作品です。 2004年に東京と神戸であったフェルメール展に合わせて、NHKの「日曜美術館」が番組を作りたいということで、僕にフェルメールをテーマにした作品を作ってくれないかと依頼がありました。光学的な世界を表現 そのときに初めて、フェルメ…この記事は有料記事です。残り1398文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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