更新中53分前に更新ロシアのプーチン大統領、北方領土を初訪問 茂木外相「強く抗議」2026年8月13日 12時39分(2026年8月13日 16時50分更新)印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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ロシア大統領府は13日、プーチン大統領が北方領土の択捉(えとろふ)島を訪問したと発表した。長年にわたり最高指導者の座にあるプーチン氏の北方領土訪問は初めてで、ロシアによる実効支配の強化を国内外にアピールする狙いがあるとみられる。北方領土の返還を求めてきた日本は反発するが、返還に向けた道筋はさらに厳しくなった。なぜ今? 北方領土の元島民ら「現地の人との友好、分断しかねない」ロシアの大きな存在、エネルギー政策に影響は 大統領の北方領土訪問 大統領府によると、プーチン氏は現地で、北方領土を管轄するサハリン州のリマレンコ知事に案内されて水産加工施設を視察。病院や学校なども訪問した。その後、リマレンコ氏と会談した。 会談ではリマレンコ氏が、北方四島よりロシア本土に近い千島列島最北のシュムシュ島(占守島)について、1945年にソ連軍が日本軍を破った場所だと強調し、追悼行事などを行っていると報告した。プーチン氏は、「そのことを忘れないで欲しい」と応じた。 ロシア国内では、22年に始めたウクライナへの全面侵攻から4年半近くになり、ウクライナのドローン(無人機)による攻撃を領内の深部で受けることが増え、プーチン氏の支持率も下落傾向にある。 今年9月に下院選を控える中、プーチン氏は北方領土の訪問によって強い指導者として国内向けにアピールする思惑もあるとみられる。 日本の北方領土は択捉島のほか、国後(くなしり)島、色丹(しこたん)島、歯舞(はぼまい)群島からなる。1945年、第2次世界大戦で日本がポツダム宣言を受諾した後に、ソ連が進軍して占領。現在も実効支配している。 ロシアはメドベージェフ氏が大統領、プーチン氏が首相だった2010年前後から、産業に乏しかった北方領土の開発に力を入れ、支配を既成事実化しようとしてきた。 10年には、メドベージェフ氏が国後島を訪問。国営タス通信によると、これまでメドベージェフ氏とミシュスチン現首相が計5回にわたって北方領土を訪問しているという。 北方領土の元島民の平均年齢は90歳に達し、日本にとっては厳しい状況が続いている。10年代後半には、第2次安倍政権が北方領土問題の解決を目指し、共同経済活動の提案や「ロシア経済分野協力担当相」を新設するなどし、交渉を進めようとした。だが、領土問題におけるロシアの姿勢は強固で、成果を出せずに終わっていた。茂木外相「北方四島は我が国固有の領土」 ロシアのプーチン大統領が北方領土の択捉(えとろふ)島を訪問したと報じられたことを受け、茂木敏充外相は13日、外務省のX(旧ツイッター)で「択捉島を含む北方四島は、歴史的にも国際法上も我が国固有の領土であり、日本国として今回の訪問について強く抗議する」とのメッセージを投稿した。 日本の北方領土は択捉島のほか、国後(くなしり)島、色丹島、歯舞群島からなる。プーチン氏自身が北方領土を訪れるのは初めて。2021年にロシアのミシュスチン首相が択捉島を訪問した際には、外務省はロシアのガルージン駐日大使(当時)を呼び出して抗議している。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
















