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(11日、第108回全国高校野球選手権大会2回戦 智弁和歌山2―1社) 1歳半のとき、将来歩けるかはわからないと医師に言われた。 14歳になった今、甲子園のマウンドに立った。 第108回全国高校野球選手権大会の第7日があった11日、第2試合の前に始球式が行われた。 中学2年生の岸本唯杜(ゆいと)さんは、小走りでマウンドに向かった。 「自分が何をしているのか忘れるくらい緊張した」 左足を軸に右足を真っすぐに上げ、思い切り左腕を振った。ボールは捕手のグラブを鳴らし、文句なしのストライク。甲子園の観衆からは「おー!」という歓声とともに、割れんばかりの拍手が送られた。 「弟たちと毎日練習してきたのでうまくいって良かった」と笑顔を見せた。 生後9カ月ごろ、ずりばいで右足と右手を使っていないことに両親が気づいた。病院で検査すると「異所性灰白質」という脳の病気だとわかった。 「このまま将来も歩けないかもしれない」「言葉を発することができないかもしれない」。医師から、そう言われたという。 それからリハビリが始まった…この記事は有料記事です。残り540文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人室田賢スポーツ部|高校野球担当専門・関心分野スポーツ、社会関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






