白血病を克服した野球少年の夏 思いを胸に臨む高校野球の始球式2026年7月8日 6時00分松永和彦印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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「野球が当たり前にできることは、すごいこと」 田川暖さん(12)は、和歌山県岩出市立根来小学校の6年生で、地元の根来ファイターズに所属している。10日に開幕する第108回全国高校野球選手権和歌山大会で、22日の第2試合の始球式に臨む。 チームでは投手や内野手を務め、打順は4番だ。週3回の練習だけでなく、自宅でもバドミントンの羽根を打つティーバッティングや素振りをして、野球に打ち込んでいる。 幼い頃から水泳やサッカーをし、体を動かすことが好きだった。しかし、1年生の春、発熱を繰り返すようになった。血液検査をすると、その日のうちに入院となった。検査の結果は、白血病だった。 抗がん剤治療を続けながら1年4カ月間、入院した。治療はつらかったが、病院にある院内学級で勉強をしたり、リハビリで体を動かしたりして「楽しく過ごせた」と振り返る。 退院後は自宅で本を読んだり、ゲームをしたりして過ごす時間が増えた。体力が落ちているのを感じた。4年生の時、父の勧めで野球をすることを決めた。 野球のことはあまり知らなかったが、仲の良いチームメートと一緒にする練習や試合が楽しかった。病気のことを忘れるほど、のめり込んだ。 病気を克服し、野球を頑張ってきた思い出にと、この夏の和歌山大会の始球式に応募した。 夢はプロ野球選手だ。あこがれはソフトバンクホークスの近藤健介選手。近藤選手の背番号「3」は、根来ファイターズでの自身の背番号と一緒だ。「将来プロ野球選手になって、闘病中の人にも元気な人にも笑顔を届けられるような選手になりたい」。そう思っている。 和歌山大会の期間中は毎試合、始球式が実施される。当日は所属チームのユニホームを着て始球式に臨む。偶然にも、チームメートたちが球場で試合を観戦する日と重なった。 「緊張すると思うけど、キャッチャーまで届かせてストライクを取りたい」有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人松永和彦和歌山総局専門・関心分野高校野球、吹奏楽、地方行政関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする