山の頂上、疲れた心身癒やされ ゆこの「日々おにぎり」2026年8月11日 11時00分印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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ベーコンとまいたけのおにぎり 【材料・1人前】・ごはん約120グラム(お茶碗小1杯分)・ブロックベーコン30グラム・まいたけ20グラム・塩こしょう少々 【作り方】①小さく切ったベーコンとまいたけを炒め、塩こしょうで味付けします。②ごはんにベーコンとまいたけを混ぜ合わせて、おにぎりにします。ゆこ 和歌山県内在住、おにぎり作家。考案したおにぎりレシピは600種類以上。おにぎりに関するコラムやレシピ記事の執筆のほか、テレビにも出演。著書に「毎日おにぎり365日」(自由国民社)など。最近ハマっているのは刺繡(ししゅう)、趣味は熊野古道歩き。X、Instagram:@hibi_onigiri 山歩きに夢中になっていた時期がありました。関西の山々を中心に、ときには少し足を延ばして県外の高山まで。熊野古道もよく歩きました。 ハイキングに魅了された理由は多々あります。頂上にたどり着いた時の達成感、せわしない日常を忘れさせてくれる絶景、愛らしい草花や一緒に歩く仲間とのおしゃべり――。そして外せないのが、山で食べるご飯です。とはいえ、歩く際に疲れないよう、荷物はできる限り軽くするのが鉄則。持参する食材は必要最低限にします。 ある日、山仲間のひとりがおにぎりを握ってきてくれたことがありました。「おひとつ、どうぞ」と分けてくれたのは、絵本に出てくるような、のりおにぎり。ふと目に入ったバスケットには、参加人数分のおにぎりが行儀よく並んでいました。 山に行く日の朝は早く、私は自分の準備に精いっぱいになってしまいます。それなのに友人は、皆でおいしさを分かち合う時間を思っておにぎりを握り、頂上まで運んでくれたのです。その気持ちがうれしくて、上り坂で疲れた心身がスルスルと癒やされていきました。 小ぶりでかわいらしく、ふわふわで、はかないまでにやさしい味わいのおにぎり。絶妙な塩加減のおかげか、米の甘みが感じられて驚きました。 あまりにおいしかったので、家に帰ってからまねして作ってみたほど。でも、あのときの味はどうしても再現できませんでした。同じ材料を使っていても、自分が握るおにぎりと、人が握ったおにぎりの違いは確かにあります。その人らしさがにじみ出るのでしょう。 本日は、きのことベーコンを使ったおにぎりアレンジをご紹介します。うまみがありボリュームも感じられるおにぎりは、ハイキングにぴったり。暑さが厳しい時期ですので、今はおにぎりを食べながら、次の山行計画を練りたいと思います。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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