現場からトーフだけど豆腐じゃない 心も体もぽかぽか、ミャンマーの米麺料理タウンジー=笠原真印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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寒さの中で食べると格別「トーフヌエ」 日本から4千キロ離れたミャンマーで、どこか懐かしさを覚える料理に出会った。北東部シャン州発祥の米麺料理「トーフヌエ」。派手さはないが、心も体も温まる。そんな優しい味を求め、本場と言われる州都タウンジーを訪ねた。 地元で評判の「チッパン」は創業40年の老舗だ。肌寒い朝一番に着くと、すでに家族連れや建設現場の労働者が、熱々の一杯を楽しんでいた。 私も4千チャット(実勢レートで約150円)のトーフヌエを注文すると、店主のトゥエトゥエソーさん(44)が手際よく作ってくれた。卓上でカメラを構えると「早く混ぜて食べなさい」と笑われた。醍醐(だいご)味であるとろみが寒さで固まってしまうからだ。日本の豆腐とはちょっと違う…? トーフヌエは「温かい豆腐」の意味。とはいえ、大豆ではなくひよこ豆が原料だ。粉状にして煮込み、とろりとしたペーストをゆでた麺にかける、あんかけ麺。既製の粉を使う店が多いが、豆をひく工程から手作りするのが店のこだわりだ。 厨房(ちゅうぼう)には10種類以上の調味料が並ぶ。トーフヌエの味のベースは中国風の甘口しょうゆ。砕いたピーナツが香ばしさを、パクチーがさわやかなパンチを加える。 トッピングにカレー味の鶏肉を好む客も多いが、トゥエトゥエソーさんは首を振る。「味を足しすぎない方がいい。豆の風味を一番感じられるから」【連載】世界グルめぐり日本にいながら各国料理を食べられる。そんな時代でも、本場でしか味わえないスペシャルな一皿があります。特派員たちが世界各地をめぐり、とっておきのグルメを紹介します。 100回近くかき混ぜ、ペーストを麺によく絡ませる。一口すすると、口当たりの滑らかさに驚いた。豆の優しい甘みが広がる。 米麺には粘り気の強い地元産…この記事は有料記事です。残り560文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人笠原真ヤンゴン支局長兼アジア総局専門・関心分野紛争、難民、格差関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする