短歌の甲子園、団体優勝は神奈川・光陵高、特別審査員賞は盛岡三高2026年8月10日 12時16分佐藤善一印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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高校生が短歌の表現力を競う「短歌甲子園2026」の決勝が盛岡市であり、光陵高(神奈川)が八戸西高(青森)を破り、優勝した。昨年優勝の盛岡三高(岩手)と杏和高(愛知)は3位だった。特別審査員小島ゆかり賞には盛岡三高の阿部柚月さんが選ばれた。 予選を勝ち抜いた全国21校が出場した。 団体戦は、各校の先鋒(せんぽう)、中堅、大将が歌を詠み、審査員の質問に答えて勝敗を決める。 「雪」がお題の決勝は光陵高の先鋒の山田万葉さん、中堅の中西菫さんが連勝し、優勝を決めた。昨年は準決勝で涙をのんだ。 審査員から「決勝戦に立った思いは?」との問いに、中西さんは「自分にとって初めて出場した全国大会。選ばれなかった人たちのためにも頑張ろうと今ここに立っている。どれだけ自分の個性を出せるか思いを込めた」と答えた。 特別審査員賞は、団体戦、個人戦でうたわれた全作品を通して最も優れた作者に贈られる賞だ。 《蛍光のインクは汗で広がって/テキストは/花火会場になる》 歌人の小島ゆかりさんは「何よりもとてもシンプル。インクがにじんだだけなのに、こんなにスケールの大きな作品になった。色彩感覚も非常に豊かで、群青の空に様々なカラフルな色が見えてくる。すばらしい歌」と評価した。 阿部さんは「今回、自分が詠んだ中で最も自信のない作品だった。自分が込めた以上に周りから評価してもらい、歌の広がりを読み取ってもらった。本当に歌は楽しい」と喜んだ。 個人戦2位の優秀作品賞にも盛岡三高の藤村嶺さんの作品が選ばれた。 《お下がりの手鏡の傷/長いこと愛せるだけの/私がほしい》 岩手県歌人クラブ会長で審査員の山本豊さんは「人間にとって本当に大事なことを歌にしている。ぜひこの歌を忘れずに頑張って、これからの人生を歩んでほしい」と講評した。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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