インタビュー小川聡仁印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
[PR]
東京都港区の一角で六本木、虎ノ門、麻布台などの「ヒルズ」を造ってきた不動産大手・森ビルの社長が15年ぶりに交代した。建設費の高騰が続く中、今後はどんな都市を造るのか。新社長に就任した向後(こうご)康弘氏(58)が朝日新聞のインタビューに応じた。 非上場で、港区の一角に絞って大規模な再開発を手がけてきた森ビルは、不動産大手の中では異色といえる。2011年に就任した辻慎吾前社長に代わり、6月に新社長に就いた向後氏はその哲学について、「べき論で考えること」と話す。 向後氏が入社した1991年、配属されたのは六本木ヒルズの開発チームだった。前例のない大開発でも「都市はこうあるべきだ」と意義を確信し、チームで約400人の地権者に説明してまわった。バブル崩壊で景気が低迷する時代に、「厳しい条件でもどうクリアするのか、考え続けた」。 86年に完成したアークヒルズ以降、森ビルが手がけてきた再開発のキーワードは、「立体緑園都市」だった。多くの地権者の合意を集めて広域の開発を手がける。超高層ビルに商業施設、ホテル、オフィス、住宅などの都市機能を集中させて利便性を高めつつ、その他のエリアに緑地や広場を整備する。向後氏は「緑は憩いや楽しみになる。人と街との関係が、緑によってできあがる」。 2003年の六本木ヒルズ、14年の虎ノ門ヒルズ森タワー開業を経て、25年10月に完成した麻布台ヒルズには、高さ約330メートルの日本一の超高層ビル「森JPタワー」がそびえる。麻布台ヒルズ「幅広い楽しみ方ができる場所」 超高級路線の印象も根強いが…この記事は有料記事です。残り567文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
【この記事の続きが読める】有料記事が読み放題のスタンダードコースが初回1カ月無料!詳しくはこちら宅配紙面の購読者なら、ダブルコース半年割がお得です。詳しくはこちら
この記事を書いた人小川聡仁経済部|国土交通省担当専門・関心分野建設、交通、観光、人口減少、AI関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






