ストーリー藤谷和広印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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言葉が、出てこない――。これまで当たり前にできていたことがある日突然、できなくなる。そんな事態に直面しながらも、懸命に日々を送る失語症の「先生」がいる。急に視界が真っ暗に 2020年4月、その日は休みだったが、職員室には、増田智志(さとし)さん(63)の姿があった。 和歌山県の中高一貫校で生物を教える増田さんは、少林寺拳法部の顧問でもあり、生徒思いの熱血漢として知られていた。 ひと仕事終え、昼食をとろうと外に出た瞬間、急に視界が真っ暗になった。脳出血だった。 気づいたときには、病院のベッドの上。「学校に行かなくちゃ」と思った。「今日は休みでよかった」。だが、倒れてからすでに2日が経っていた。 体は思うように動かせなかった。「右腕がない」。左手で探ったら、背中の下から出てきた。まったく力が入らない。「右足はどこに」。布団をめくったら、当たり前のようにそこにあった。感覚がなくなっていた。妻に伝えた「ひょへあわへふん」 話せなくなっていると気づい…この記事は有料記事です。残り2338文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人藤谷和広くらし科学医療部|医療、災害専門・関心分野民主主義関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする