現場から第4回たった10分、目を離した隙に消えた妻「ふらっと帰ってくる日」願う玉那覇長輝印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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2年前の暑い夏の日。認知症の妻は、突然行方不明になった。 2024年7月15日の正午前。札幌市の小杉正規さん(80)は、庭仕事を終えてリビングでくつろいでいた。ソファでは、妻の美恵子さん(77)がうたた寝をしていた。 穏やかなひとときだった。横浜に住む小学生の孫から送られてきた近況報告のLINEを見て、正規さんは「これから沖縄へ行くみたいだよ」と語りかけた。美恵子さんはかすかに目を開けて反応したが、すぐにまたまどろんだ。 妻がいなくなったのは、そのわずか10分後だった。正規さんがリビングから書斎に移ってメールをチェックしていた最中に、物音も立てないままサンダルで外に出ていった。「目を覚ましたときに私がリビングにいなかったので、外に捜しに出たのかもしれない」 実はこの2週間ほど前にも、妻は家から突然いなくなっていた。携帯電話にも出ず、見つかったのは11時間後。約7キロ先の道路を、はだしで歩いていた。 もし再びいなくなっても見つ…この記事は有料記事です。残り1066文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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