現場から第8回「認知症の母親がいない」警察と探す息子、靴の中から発信された位置2026年4月23日 7時00分(2026年5月1日 19時37分更新)有料記事折井茉瑚印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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どこに行ってしまったのか。家族でさえ、予測はつかない。 2026年2月5日午前10時40分ごろ、埼玉県警の浦和署2階にある生活安全課の卓上電話が鳴った。 「認知症の母親がいなくなった、という息子さんが来ています」 さいたま市のJR武蔵浦和駅近くの交番から、行方不明者の対応チームへの一報だった。 このチームにきて1年ほど経つ上原巧・巡査部長(29)が捜査車両に乗り込み、捜索対象者の女性(87)の自宅に急行した。 午前11時ごろ、同居する息子(62)と落ち合って当時の状況を聞き取った。 姿を消したのは午前10時ごろ。場所はJR武蔵浦和駅のロータリー。女性を先に車から降ろし、駐車場から戻るといなくなっていたらしい。携帯電話も持っていないという。 発生からまだ1時間。上原さんは、警察犬による捜索が有効だと考えた。このケースのようにあまり時間が経っていなければ、路上に残るにおいから追跡できるからだ。 お母さんの枕とか、靴下とかありますか? 当時の服装は? あと身長は? 「そういえば」。そう言うと、息子がスマホの画面を見せた。 位置情報を示す赤いピンが表…この記事は有料記事です。残り907文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人折井茉瑚さいたま総局|埼玉県警担当専門・関心分野事件・事故、犯罪被害者、在日外国人、イスラム教関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






