ストーリー俺より「推し」が大事? 人気バンドにのめり込む妻を許せぬ夫の怒り益田暢子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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「推し活」の沼 ~救いか、依存か~(6) いまや国民的な人気を誇るバンドの映像が自宅のテレビから流れると、首都圏に住む会社員の男性(48)はそっと部屋を出る。 録画用のハードディスクは、妻がとりためたライブ映像や出演番組であふれかえっている。リビングにあるスピーカーの再生履歴も彼らの曲だらけだ。 ソファやベッドにはクッションや人形などのグッズが並び、それをいとおしそうに眺める妻がいる。 その姿を見るたび、うんざりする。 40代の妻の推し活がきっかけとなり、男性は離婚を考え始めている。人はなぜ「推し」に救われ、振り回されるのか――。妻が推し活にのめり込むにつれ、夫が思い描く「理想の家族像」が揺らぎ始めます。夫婦の溝が広がったのは「推し活のせいだ」と夫は嘆きますが… 妻が推し活を始めたのは、ちょうど1年前のことだ。 結婚して20年の節目だった。記念に「指輪でも買おうか」と妻にたずねると、思いもよらない反応が返ってきた。 「指輪はいらないから、代わりにファンクラブの年会費を払ってくれない?」 記念日のプレゼントにファンクラブ費はないだろう。そう思い、断った。 すると、妻は「自分で稼いで、ファンクラブに入る」と言い出した。「推し」への批判、自分も傷ついてしまう心理は? 認知科学者が解説 結婚してからずっと専業主婦だった妻が、推し活のために、飲食店で週3回のパート勤務を始めた。推し活を優先する妻、家族で出かけるときも… ファンクラブに入ると、家の…この記事は有料記事です。残り1477文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人益田暢子デジタル企画報道部専門・関心分野教育、語学、ジェンダー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする