ストーリー武田肇印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

[PR]

広島市に住む9歳の松岡操(みさお)さんには、明るく元気な姉がいる。「みさちゃん、かわいいね」と、いつも褒めてくれるみゆき姉ちゃん(当時13歳)。 夏の朝。魚の干物の朝ご飯を一緒に食べた。 外は快晴。玄関先で、みゆきさんが「行って参ります」と元気よくあいさつ。 「行って帰り」。母が、無事の帰宅を願う広島弁で応えた。 約30分後。自宅の廊下にいた操さんは、突然、虹色の光に包まれ、吹き飛ばされ、気を失った。 気がつくと、倒壊した自宅の大黒柱と階段の間に挟まっていた。 「みさちゃーん!」。自分の名を大声で呼ぶ母の声。我に返って「おかあちゃーん」と叫び返した。 「火がここまで来とる。あきらめなさい」。誰かの声が聞こえた。 「助けてやってください」。母が必死に訴えた。 近所の人らに助け出された…この記事は有料記事です。残り1804文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人武田肇広島総局員専門・関心分野原爆・平和、朝鮮半島、鉄道関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする