視点・解説竹野内崇宏 藤谷和広 編集委員・佐々木英輔印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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熊本県で震度7を観測した地震の震源になったのは、日奈久(ひなぐ)断層帯という活断層とみられる。2016年の熊本地震を起こした布田川(ふたがわ)断層帯の延長線上にあることから、続けて地震を起こす可能性がある「割れ残り」の場所として警戒されていた。高市首相「火災、建物倒壊もある」避難呼びかけ 約4万8千世帯停電「棚とか何もかも倒れて散乱している」震度7の熊本・氷川町役場 日奈久断層帯は、熊本県益城町から八代海にかけての山際を北東―南西方向に走り、全体の長さは約81キロ。国の地震調査本部の評価では、陸側の日奈久区間でマグニチュード(M)7.5程度、八代海区間でM7.3程度の地震が想定され、全体が活動するとM8.0になるとされる。日奈久断層帯の北東側の一部は熊本地震の前震で活動したとみられ、その東につながる布田川断層帯が本震を起こしている。 国の地震調査委員会の小原一成委員長も今年4月の記者会見で「地震発生確率が高く、いつ起きてもおかしくない状況。地震活動も活発で、起きやすい状況だと心がけて十分な備えをしてほしい」と呼びかけていた。 活断層による地震は震源が浅いことから、激しい揺れをもたらす。気象庁が発表した今回の震源は、陸側の日奈久区間にあたる。速報値でM7.1、震源の深さは10キロで、断層が横ずれを起こしたとみられる。地震調査委前委員長の平田直・東京大名誉教授(地震学)は「震度7は大変大きな揺れで、M7.1という規模も16年の熊本地震の本震M7.3に近い」と話す。 熊本地震では震度7の揺れが2日間に連続して発生した。平田さんは「熊本地震の例があるように、特に2~3日は同程度の非常に強い揺れに十分注意してほしい」と呼びかけた。 京都大の浅野公之教授は「各…この記事は有料記事です。残り373文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人佐々木英輔編集委員専門・関心分野災害、環境、リスク、自然と社会関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする