インタビューティール氏らテック右派の危うさとは 合理性を追求し民主主義を否定聞き手 シニアエディター・尾沢智史印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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AI(人工知能)などの先端技術は、もっと軍事や国家に貢献すべきだ――。米データ解析企業の共同創業者らの著書「テクノロジカル・リパブリック」が、世界中で議論を呼んでいる。こうした「テック右派」の主張のどこが問題なのか。ITに詳しいSF作家の樋口恭介さんに論じてもらった。 ◇ 軍事用AI開発で知られるパランティア・テクノロジーズの共同創業者アレクサンダー・カープ氏らが書いた「テクノロジカル・リパブリック」が議論を呼んでいます。先端技術による国家再建を掲げたためです。 パランティアの共同創業者の一人は、テック右派の中心とされる投資家ピーター・ティール氏です。僕はもともと、彼らの主張にはかなり共鳴していました。今のシリコンバレーが、SNSのような消費者向けサービスばかりに目を向け、技術で社会を変えようとしないという批判にも共感します。 ただ、技術はまず国益や国防のために使われるべきだという主張には賛同できません。非効率な民主的統治よりテックで統治すべきだといった民主主義の否定に至っては、論外です。 先端技術が民主主義の発展に…この記事は有料記事です。残り767文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする