2026年7月27日 14時41分(2026年7月27日 20時25分更新)有料記事高井里佳子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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生まれた子どもを匿名で託す「赤ちゃんポスト」と、病院側にのみ身元を明かして出産する「内密出産」をめぐり、準備を進める大阪府泉佐野市と連携先の大阪府が27日、行政主導では全国初となる導入に向け、課題を話し合う会議を公開で開いた。 泉佐野市の千代松大耕(ひろやす)市長は会議後、子どもの受け入れ態勢づくりを優先し、今年度中としていた導入時期を来年度中に後ろ倒しする考えを示した。 会議では、預けられた子どもの養育先の確保が最大の論点となった。 泉佐野市は「りんくう総合医療センター」を改修し、赤ちゃんポスト、内密出産ともに年間20人ずつ、計40人の受け入れを想定している。 子どもは府の児童相談所を通じて、府所管の乳児院4カ所などで養育することになるが、乳児院は昨年度8割が埋まっていたとの報告があった。養育里親も大幅な増加は見込みにくい。 千代松市長は、乳児院を新設する方針を表明。すでにある施設を改修して乳児の受け入れに活用する考えを示した。 これに対し、吉村洋文知事は想定を上回った場合の対応や、職員をどう確保するのかという制度設計が必要だと注文を付けた。 その上で、「救われるべき赤ちゃんの命を救いたいという思いは変わらない」とも語り、公開の場で府と泉佐野市での協議を続ける考えを示した。【インタビュー】慈恵病院長が「怖いもの知らず」と語った訳【まとめてわかる】初の行政主導「赤ちゃんポスト」、実現への壁は「内密出産法制化 足がかりになる可能性」 大阪総合保育大の山縣文治特…この記事は有料記事です。残り300文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする