誰ひとり取り残さないために 障害のある弟の姉はやまゆり園に立った森本大貴印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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相模原市の「津久井やまゆり園」に入所する19人が殺害されて26日で10年。事件から数年後、知的障害などがある弟と暮らしてきた中学生は、報道機関のサイトに思いをつづった。「当時の私に恥じない生き方を」と大学生の今、ジャーナリズムの世界を志している。 今月23日、大島千明さん(21)=東京都=は園をはじめて訪れた。実際の犠牲者より8人少ない11人の名が刻まれた献花台を前に動けなかった。あふれた差別の言説 心折れそうな中で 「次は弟が同じ目に遭うのではと怖かった」と小学生だった事件当時を振り返る。弟の拓己さん(19)は、重い知的障害と自閉症があり、自らの気持ちを言葉で表すのが難しい。大島さんは「特別な存在とかではない仲の良い、ただの弟」と話す。 富山県の中学3年だった時、事件を特集するNHKサイト「19のいのち」に投稿した。亡くなった人への言葉として「みなさんは、何も悪くありません」とつづった。 SNSにその時もあふれていた障害者差別や優生思想の言葉に心が折れそうな中で、「『生産性がない』などと私は思わない」と伝えたかった。■あきらめなければ 声あげて…この記事は有料記事です。残り757文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする