2026年7月26日 10時39分熊谷姿慧印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害され、職員を含む26人が重軽傷を負った事件は、26日で発生から10年を迎えた。 園の入り口にある献花台には、26日午前、多くの人が訪れて花を手向け、手を合わせた。 東京都八王子市の橘行雄さん(76)は、この日初めて献花に訪れた。トラック運転手をしていたとき、よく津久井やまゆり園の前を通り、散歩する利用者を見ていた。 定年退職後、社会に貢献したいという思いから、パートで障害者施設の送迎を始めた。施設を利用する子への、親の愛情を感じる日々だという。「やまゆり園事件の被害者も生きていればもっと楽しいことがあったはず。親御さんの気持ちを考えるとなおさらやりきれない」 事件から10年、加害者には反省の色がないのが悲しい。「社会的弱者にも生きる権利がある。優しく寄り添う社会であってほしい」と話した。 事件は2016年7月26日未明に発生。元職員の植松聖死刑囚(36)が園に侵入し、入所者ら45人を殺傷した。 植松死刑囚は事件前、職員として3年あまり勤務した。死刑を言い渡した2020年3月の横浜地裁判決は、植松死刑囚が園で勤務する中で、意思疎通ができない重度障害者は家族や周囲を不幸にする不要な存在という、誤った考えをもつようになったと指摘している。 地裁判決に対し弁護側が控訴したが、本人が取り下げて死刑が確定。その後、本人が2度にわたって再審を請求し、26年2月に2度目の請求が棄却されて即時抗告している。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人熊谷姿慧ネットワーク報道本部専門・関心分野福祉、教育、ジェンダー・セクシュアリティ関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする