現場から熊谷姿慧 藤井怜印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

[PR]

神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害された事件から、26日で10年。事件をめぐっては、社会にひそむ障害者への差別意識も問われた。この間、社会は変わったのか。当事者や親に聞いた。模倣犯恐れ「忘れてくれたほうが」 脳性マヒ当事者 脳性まひのため車いすで生活する東京都中野区の会社員、和田拓也さん(33)は事件後の数年間、月命日に津久井やまゆり園に献花に通った。 高校時代に学校と病院が併設された施設で暮らした。自分で動けない子、発話できない子もいた。同じような施設が襲われ、他人事に思えなかった。「いつ誰に襲われてもおかしくない。全員が敵に見えた」 SNSにはいまも、障害者を差別したり蔑視したりする書き込みが目に付く。10年の節目を前に、「世間が事件を忘れてくれたほうがいいのではないか」との思いが生まれた。植松聖死刑囚(36)の身勝手な考えがあらためて報じられることで、共感し、模倣する者が生まれるのではないかと恐れるからだ。 今年も命日には、現場に献花に行くつもりだ。「今年も来たよって伝えたい」我が子に発達の遅れ指摘、思い出した死刑囚のことば 東京都品川区の会社員、塩田瑛子さん(48)が事件の発生を知ったのは、当時生後2カ月の長男に授乳していたときだった。大変な事件が起きたと思ったが、育児に追われ、自分事ととらえることはなかった。 一変したのは、我が子の1歳…この記事は有料記事です。残り935文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録

この記事を書いた人熊谷姿慧ネットワーク報道本部専門・関心分野福祉、教育、ジェンダー・セクシュアリティ関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする