コラム・寄稿印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

[PR]

7月26日付朝日歌壇の入選歌40首をお届けします。選者は佐佐木幸綱さん、高野公彦さん、永田和宏さん、川野里子さんです。☆は共選作です。佐佐木幸綱選 ウエディングドレスの靴は15センチヒールでだいぶドキドキしてる(富山市)松田 梨子 「本も高くなりましたね」と思えども共感しあう本好きおらず(福岡市)犬山 裕之 しじみ蝶また舞いもどる丈ひくき娘の墓標は菜の花の涯(はて)(市川市)山崎 蓉子 鈍行で次の駅への切符買うタッチパネルを七回押して(韮崎市)望月 美良 群れ咲けるハクサンイチゲ思いつつ登山装備を点検する夜(長崎県)稲垣 妙子 ウォーキング散歩ジョギング命懸け熊がよくでるわれの町では(金沢市)竹内 一二 荒っぽい降水帯を連れてきて近頃の梅雨ひどく暴れる(岐阜市)金子 秀重 畑にはソーラーパネル立ち並び田には老人ホーム建つ里(前橋市)荻原 葉月 また一軒畑ある家の人が去り東となりの空せまくなる(水俣市)岩崎 真哉 若き日の母の笑顔の写真から写しているのは父だとわかる(中津市)荒谷 みほ 【評】第一首、松田梨子さんが自身の結婚式をうたった一首。口語歌らしい口語歌として注目。第二首、曲がり角に来た「本の時代」。これからどう展開して行くのか。第三首、蝶(ちょう)の動きにスポットライトを当てて印象的。高野公彦選 麻酔覚め焦点合はぬあなたの…この記事は有料記事です。残り1518文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする