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5月31日付朝日歌壇の入選歌40首をお届けします。選者は佐佐木幸綱さん、高野公彦さん、永田和宏さん、川野里子さんです。☆は共選作です。【投稿はこちら】朝日歌壇への投稿、ネットからも佐佐木幸綱選 蓬(よもぎ)独活(うど)薇(ぜんまい)蕨(わらび)野蒜(のびる)蕗(ふき)春の山菜の漢字いかめし(つくば市)小林 浦波 亡き兄と同姓同名の人ありて春の叙勲の紙面に見入る(東京都)鹿野 文子 ふるさとの川に昔の勢いはなけれど水車遊ばせており(厚木市)北村 純一 街中を進む神輿の列止まる神様も信号待つ時代(秩父市)荒舩 良孝 ドラムスのリズムを皮膚で感じ取る聾学校の音楽の授業(半田市)森下 久子 焼き芋屋昭和の声を追うように子らはスマホを閉じて列なす(東京都)椿 泰文 日に一度雑木の丸太満載のトラックはゆく新緑の道(下関市)内田 恒生 荷車を牛車かはりに日毎牽(ひ)き葵まつりに特訓の牛(津市)中山 道治 古本屋が酒の安売り店になりビール日本酒洋酒が揃う(狭山市)奥薗 道昭 妻と吾と犬も見上げるツバメの巣抱卵期間はみんなやきもき(福岡県)末松 博明 【評】第一首、六種の山菜の名前を列挙した上句、なるほど、いかめしい漢字がならんでいる。第二首、亡き兄上と同姓同名だという。「見入る」のも当然だろう。第三首、子供時代によく遊んだふるさとの川なのだろう。高野公彦選 連休の憲法、みどり、こども…この記事は有料記事です。残り1505文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






