インタビュー聞き手・田中聡子 足立朋子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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重い障害がある人を標的にした大量殺人は、社会に巣くう差別意識をあらわにした。19人の命が奪われた神奈川県相模原市の津久井やまゆり園事件から26日で10年。あの日のことを教訓に、この社会は変われただろうか。障害がある当事者、受刑者らと向き合ってきたドキュメンタリー映画監督、社会福祉学研究者。3氏に聞いた。記事のポイント(1)石地かおるさん・脊髄性筋萎縮症のため24時間介助で暮らす・「広がる排除 あらゆる人に」(2)坂上香さん・受刑者の再生を追う映像作家・「自他の傷 対話で気づいて」(3)藤井渉さん・優生思想を研究・歴史に学ぶ「色眼鏡」という気づき石地かおるさん 自立生活センタースタッフ「事件は健常者と障害者の大きな隔たりをあらわにした」 あれだけのことが起きたのに、なぜ「社会をよくしていこう」という方に向かわなかったのでしょうか。事件から10年。むしろ排除の対象が広がり、社会はますます悪くなっていると感じています。 幼い頃から、親や親類から「あなたを殺して私も死のうと思った」とか、「障害があるとわかってショックだった」とか、自分の存在が歓迎されなかった話をさんざん聞かされてきました。だから小学校に入る前には、「障害者はお荷物だ」というまなざしが世の中にあることに気付いていました。やまゆり園事件が起きたときも、「特異な犯行」ではなく、多くの人が心の中に持っているものを一人の人間が実行に移したんだと感じました。 事件後は、外出するのもため…この記事は有料記事です。残り3211文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人足立朋子横浜総局専門・関心分野保育・教育 労働、子どもの権利関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする







