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2025年11月の高市早苗首相の台湾有事をめぐる国会答弁をきっかけに日中関係が悪化してから初めて、日本の茂木敏充外相と中国の王毅(ワンイー)共産党政治局員兼外相の短時間の接触が実現した。ただ、日中関係の改善の見通しは依然として不透明だ。 東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議に出席中の茂木氏は23日、マニラで記者団に対し、王氏と前日に短時間あいさつを交わしたと明らかにした。「地域の平和にとって、日本と中国は大きな役割を負っている。しっかりこれからも対話を続けていくことは極めて重要だ」と語った。 首相は「中国との様々な対話にオープン」としてきたが、これまではハイレベルの対話の糸口すら見えていなかった。茂木外相が中国の王毅外相と対話、首相答弁後初 ロシア外相とも接触 関係改善に向けたきっかけとなり得るのが、26年11月に中国・深圳で開かれる予定のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議だ。中国が議長国を務め、習近平(シーチンピン)国家主席と首相が直接顔を合わせる機会になり得る。 首相の国会答弁以降、日中の閣僚間で明らかになった接触は、5月のAPECの貿易担当大臣会合を機に行われた、赤沢亮正経済産業相と中国の王文濤商務相の立ち話のみだった。日本政府内では、現時点で日中外相が正式な会談を行うのは困難との見方がある一方、「11月に向けて中国側の温度感を探っておきたい」(政府関係者)として、接触を模索し続けていた。 米国のトランプ大統領が中国…この記事は有料記事です。残り676文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人小木雄太政治部専門・関心分野国内政治、外交関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする







