深掘り福岡県議会の金銭疑惑で相次ぐ証言 汗かきという慣習「参加は名誉」安部このみ 田中久稔 吉村駿 佐々木凌印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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福岡県議会(定数87)の議長・副議長の経験者のうち5人が、就任前後に自民会派幹部らに100万円以上の現金を渡したり会食代などを負担したりしていたと朝日新聞の取材に認めた。証言からは、議長などのポストを巡る独特の「慣習」が浮かび上がる。一方、幹部たちは疑惑を全面否定している。 朝日新聞は、2000年以降に議長または副議長を務めた47人のうち故人を除く全員に取材を試み、19日までに30人が答えた。 実名で証言しているのは、2020~21年に議長だった元自民の吉松源昭氏と、副議長だった自民の江藤秀之氏。 吉松氏は議長就任前に「議会運営の他会派への根回し」名目として現金1千万円を当時県議団幹事長だった中尾正幸・現副議長に要求され、当時の県議団会長に支払ったと証言。高級料亭での会食代や「お車代」なども負担し、一部は江藤氏と折半したという。 負担額は、吉松氏は「総額2千万円程度」、江藤氏も自民会派幹部に「現金500万円を手渡した」ほか、折半分の300万円程度を負担したと主張している。 他にも3人が、匿名を条件に取材に応じた。ある自民県議は、議長就任の半年ほど前に現金300万円を袋に入れ、自民県議団会長室の椅子の上に置いたと証言。自民の元副議長は、他会派も含めたゴルフ旅行の費用など100万円ほどを負担したと答えた。「椅子の上に300万円を置いてきた」 民主会派でも、元副議長の一人は、当時の民主会派幹部の指示で蔵内勇夫・現議長に現金500万円を料亭で手渡したと証言した。ゴルフ旅行や飲食接待などでも費用を負担したという。 ほかの議長・副議長経験者たちは、ポスト就任にあたっての現金の授受を否定した。ただし、複数の人が自民会派幹部との会食の場を設けて費用を負担したと証言したほか、「自分は払っていないが、それらしい要求を打診されたことがある」(自民の元副議長)と語る人もいた。【まとめてわかる】福岡県議会で問題続出 何が起きているのか2期目から始まる議長レース 「歯を食いしばって参加」 証言で共通するのは、ポスト選びにおいて自民会派重鎮の「評価」が強く影響し、金銭の支払いもその評価を左右すると考えられていた、という点だ。 自民会派幹部らによると、福…この記事は有料記事です。残り1261文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人田中久稔西部報道センター|警察・遠賀・京築・水俣病担当専門・関心分野水俣病、公害、自然災害、貧困、差別、軍事吉村駿西部報道センター専門・関心分野九州、福岡、スポーツ関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






