ストーリー崩れ落ちた自信、心が壊れかけた自分 私は、ひたむきに字を書いた中島隆印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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3月5日の午後。大阪市の繁華街、梅田。その一角で、「LED関西」というビジネスプランの発表会が行われていた。 女性起業家626人から選ばれた10人が登場し、思いをプレゼンしていく。会場には、起業を志す人たちなど550人が集まっていた。 7番目のプレゼンテーターは、永井玲子さん(44)。2025年に大阪市のオフィスビル街で、大人のペン字教室を運営する「pen.」という会社をつくった。 登壇した永井さんは、まず会場に訴えた。 〈みなさん、いまの自分に自信はありますか? 自分の字に自信はありますか?〉 自分という存在への自信はゼロで、心も壊す。そんな過去の自分への問いかけでもあった。 永井さんは、東京生まれの大阪育ち。京都の私大をでて、食品メーカーに入った。 担当は営業。軽四自動車でスーパーを回る。ていねいな説明と誠実さで、取引先から可愛がられた。 だが、運転がへたなので、物損事故の連続だった。事故の報告をしては、上司から怒られた。 このままでは人をひいてしまう。仕事は好きだったけれど、泣く泣く、会社を去った。 営業の仕事をしたくて勤め先を探す。けれど、採用面接で「運転はできません」と正直に言ったため、ことごとく不採用。 私は何もできないの? 無力な自分に落ち込む。どう…この記事は有料記事です。残り1602文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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