ストーリー社会課題解決へ「みんな立ち上がれ」 本社を福岡移転、今めざすもの興津洋樹印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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【連載】社会起業家の挑戦(下) 2016年1月。登壇者が自身の活動や思い、夢などについて語るイベント「TEDx」の壇上に、社会課題解決に特化した会社「ボーダレス・ジャパン」社長の田口一成さん(45)が立った。 「何のために」働いていますか 「稼ぐこと」と「社会貢献」は両立できる モヤモヤをもっと大切に こんな言葉をスクリーンに次々と映しながら、会社を設立した経緯や、「世界の人を助けたい」というビジョンについて語りかけていった。 最後に、映したのはこの言葉。 人生の価値は、何を得るかではなく、何を残すかにある 自身のモットーだと説明し、「私たち一人ひとりが、素敵な何かを残せるように頑張りましょう。私たち一人ひとりが、何かを一つずつ残していければ、この社会はどんどん良くなっていきます。みんなでそんな素敵な社会をつくっていきましょう」と語りかけ、締めくくった。 この言葉はイベントの出演が決まってから、伝えたいことや自分の生き方について自問自答するうちに、浮かんできたという。 講演から10年が経った。10年で何か残せたかを尋ねてみると、「今のところないですね。残せてたら引退してますよ」と笑った。 いま田口さんが残そうとしているのは、人が国を超えて助け合える仕組みだ。 21年に「9割の社会問題はビジネスで解決できる」という本を出して以来、ビジネスこそが社会課題を解決する手段だと解釈する人が増えたと感じる。 だが、NPOやNGOなどの非営利事業ならではの得意分野もあると言う。 「ビジネスで社会課題に取り組んできたボーダレスが手がけるからこそ、メッセージ性がある」と、24年にNPO法人「ボーダレスファウンデーション」を設立。被爆体験を次世代に伝える展覧会や平和学習の提案など、ビジネスの枠では届きにくい問題に取り組んでいる。ソーシャルビジネスで社会の課題を解決しようとしている田口一成さん。大切にしている言葉とともに、地元福岡への思いや若者へのメッセージなどを聞きました。【連載(上)】一番弱い立場の人に目を 社会起業家・田口一成さんが追う恩師の背中【連載(中)】「僕は悩まない」根底にロランの言葉 起業直後には人生唯一の後悔も 社会起業家を生み出すための…この記事は有料記事です。残り968文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人興津洋樹西部報道センター|平和 安保 交通 原発専門・関心分野人権、平和、戦跡、歴史、福祉関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






