ストーリー「今、仲間と立っている」 選手ゼロの野球部、単独出場かなえた主将吉田啓印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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「私一人では来られなかったこの場所に今、仲間たちと立っています」。4日に開幕した第108回全国高校野球選手権宮崎大会で、飯野主将の上村礼恩(れおん)さん(3年)は仲間と野球ができる喜びを選手宣誓に込めた。 3年前の夏の大会後、3年生が引退した飯野には選手がおらず、マネジャー1人が部の存続を支えていた。 上村さんは当時、中学3年生。宮崎県小林市の自宅から通える範囲で進学先を考えていた時に飯野の状況を知った。 野球は小学6年生から続けている。「この野球部の歴史を新たにつくろう」。自宅から自転車通学できる飯野の受験を決めた。 人と話すのが得意で中学野球部でも主将を務めた上村さん。父も「きっと向いている」と背中を押してくれた。 飯野に入学すると真っ先に3年生の教室を訪ね、野球部のマネジャーに入部を伝えた。一緒に部室に行ってグラウンドにも足を運んだ。「ここが始まりか」と思いを膨らませた。 2年生3人と1年生2人も加わった。上村さんを含めた選手は計6人。新たな野球部の歴史が始まった。 飯野には複数の学科がある…この記事は有料記事です。残り692文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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