「次は私が」あの日助けられたから… 被災校支援の教員チーム発足へ2026年7月4日 10時00分永井啓子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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2024年の能登半島地震を経験した教員らの力を生かそうと、石川県が全国の被災校に派遣する支援チームを発足させる。2年半前にはサポートを受けた立場。支えの大きさを実感した教員らが応募し、約100人が研修に臨んでいる。 初回の研修は6月30日に金沢市内で開催。講師の一人、珠洲市の吉木充弘教育長は「教職員の多くも被災者で、肉体的にも精神的にも過酷だった」と振り返った。 「臨機応変な支援に助けられた」と解説。「個人の使命感や自己犠牲に依存した防災体制から少しでも脱却を図り、全国から受けた恩を次世代へとつなぐため、今回のチーム設立は意義深い」と語った。 県教育委員会によると、珠洲市、輪島市など4市町の小中高校には、発災からの3カ月間で、兵庫、熊本、三重、京都など6府県のチームから延べ260人の応援が入った。学校再開の準備からサポートを受け、避難所になった校内の片付けや、学習場所の確保、代替授業、子どもの心のケアなどを担ってもらったという。 研修に参加した50代の教員は発災時、能登町の小学校に勤務。「何から手をつけていいかわからない中、支援チームが道しるべになってくれて安心して前向きに子どもと向き合うことができた。自分にもできることがあればと思い、応募した」と話した。 研修は計3回で、チームは10月から始動する。災害時は3~4人の各チームで4日ほど活動し、次のチームに引き継ぐ想定。メンバーには普段から、各校で防災教育のリーダーになってもらう予定という。 文部科学省によると、7月2日時点で、13道府県に支援チームが設置されている。〈備えを育む〉 2024年元日に起きた能登半島地震の経験をどう次につなげ、命や暮らしを守っていくのか。被災地の思いや取り組み、足を運ぶ人たちの姿を伝えます。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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