2026年7月2日 17時30分富岡万葉印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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OSK日本歌劇団が、大坂の陣と真田幸村を題材にした新作ミュージカル「幸村を討て」を8月に上演する。幸村を題材にするのは5作目で、今回はその「謎」に焦点を当てる。主演するトップスターの翼和希は「OSKと真田幸村は切っても切れないご縁。全力でぶつかっていきたい」と意気込む。 原作は、直木賞作家の今村翔吾が幸村を取り巻く人間模様をミステリー仕立てに描いた同名小説。大坂の陣で幸村は徳川家康に放ったやりを外し、笑って去る。家康はその謎にとらわれ、生き残った幸村の兄、信之らの記憶から幸村という男をたどろうとする。 「日本一の兵(つわもの)」と呼ばれた幸村の武功だけでなく、真田の家を思って敵味方に分かれた兄弟の知略に注目だ。京都出身の今村は、にやりとして話す。「関西人は太閤さん(豊臣秀吉)と彼を助けた幸村が好きで、家康が嫌いですよね。中央に対する反骨の構図が生まれた背景に幸村の存在があり、もしそれが誰かの手で仕掛けられた壮大な『筋書き』だったら……。関西の方には共感してもらえるはずです」 脚本・演出は北林佐和子が担う。複数の視点で幸村を眺める原作の構造を歌劇に落とし込むのは難しい挑戦だったという。翼に幸村と家康の2役を与え、家康を謎解き役に大坂の陣を再現する形をとったほか、登場人物の一部を男性から女性に改変して「OSK作品には重要なロマンスのにおい」をにじませた。 翼は下級生時代から憧れだったという2役に初めて挑む。「家康と幸村は静と動と言えるが、それぞれの中にある陰と陽の部分をさらに緻密(ちみつ)に掘り下げたい。これまでで一番長いセリフもあって、とにかくやりがいがあります!」と語った。 8月27~30日、大阪市北区のナレッジシアター。☎06・6251・3091(OSK日本歌劇団)有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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